2013年8月3日土曜日
2013年8月3日土曜日
見えない敵に
向かい続ける!
一生残る、
今一歩の藻掻き!
其れが宝!
たかが漕艇、されど漕艇!
漕艇の正式競技は、2000mを、エイトの場合は6分前後で漕ぎ切る。
1mmでも負けは負け、マラソン等他の厳しい競技と同じである。
単純である、厳しい練習の結果、勝ち負けがはっきりし、言い訳はない!
久しぶりに、
『勝とうとする事に意義を見出してくれた!』
事への記念と感謝にと思ったのである!
参加する事にも、勝つ事にも意義があるが、最も意義を見出してほしいのは、『勝ちへの意欲』であり、それへの工夫であり、藻掻き足掻きである!
(4年間この苦しみを経験した者が、この赤に2本の白線を見るだけで力が湧く筈! 其れが意義!)
又、もう一つ、新社会人への記念にと、写真の楯も作った!
学校を出る迄は、競争が有っても、やはり何等かの庇護の下に有る! しかし、一歩社会に出ると、自分の力で、自分の足で手で、立ち、何かを掴み確立することになり、今度は庇護する立場となる。
しかし、『人生は山有り、谷有り、谷有り、又谷有り・・・」くじける要因は山ほど有り、喜び満足は長くは続か無い!
そんな時、漕艇部を共有した仲間は心の糧、強い絆が言わず語りに出来ている。 この絆の強さは、共に苦労した量が多い程、強くなる!
又、この絆に依り、其れを基に、実社会で確固たる活動が出来れば、引いては、漕艇経験者への社会評価は高くなる。 其れが、後輩への贈り物でもある。
人生の荒波を漕ぎ切る訓練は出来たか!
其れが“道場としての艇庫”の所以である!