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現状リスト

2013年度(平成25年度) 紅橈会 第2回幹事会 議事録

大阪市立大学ボート部OB・OG森田 智博さんが作成 (ファイル一覧) ·


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開催日時 :2012年12月15日(土)15:00-17:00 @桜の宮艇庫

富樫会長挨拶

   8年間関わってきた。色々な課題が一つ一つクリアされて、ソフトとハードがかみ合って良い状態になりつつある。冬を如何に過ごすかが大事。そして新人勧誘が成功できるか。神戸大は膳所の新人2人が強力。改めて新人が大事と感じる。

福本監督状況報告

   コーチ会議で議論があった。ようやく議論できる状態にもなってきた。負け続けるのと常勝では精神的支柱が大事。勝ち癖が必要。システム的にはかなりきちっとできるようになった。これはアドバンテージ。ここに現役の力を加えてグループとして一気呵成にできるかがポイント。

   資金が必要。ここで応援してもらえる体制が必要。会長、幹事長と相談して体制強化していきたい。

男子クルー状況報告(上野幹事)

   コーチ会議を毎週土曜日実施している。学生コーチとのコミュニケーションも上手くいっている。エルゴは京大、阪大と比較すると劣っているが、ローイング技術とユニフォーミティで勝ちに行く。

   モーターで2週間に1回ビデオ撮りして確認しながら指導していく。当面は瀬田ロングに向けて一定のレートで漕げる様にするが1月までは分漕中心で技術を高める。

   神戸は今年のレベルは高い。現役もシビアに考えてもらい勝ちに行くシーズンとしたい。

新人勧誘状況(梅園幹事)

   学校内にボートが展示できるかどうかは4者会議(体育会、文化系、音楽系、教員)で1月決められる。体育会からもスペース的に現時点ではNGの意向。

   代替案として、写真、ポスター、オール、小艇展示、映像流す、トロフィー展示などある。エイト運送費見合いのMax10万円を有効活用した代替案提案したい。

2012年度ボート部会計報告(刀根前主務)  *2012年度会計報告のため、刀根前主務の担当として報告。

  1. 総収入       ¥589万円

  2. 総支出       ¥633万円

  3. 当期収支差額    △¥  44万円

  4. 前期繰越金       ¥  54万円

  5. 次期繰越収支差額   ¥  10万円

*前回より一部修正あり。2013年度活動予算の前年実績、繰越金を今回の会計報告数字に修正する。

   当初は前期繰越金を使用してもマイナスとなることを懸念していたが収入面での以下理由により次期繰越収支としてはプラスとすることができた。

・紅橈会より追加支援¥333,413(モータ免許取得費、C級審判受験費、神戸戦懇親会からの支援他)。

・初漕ぎや試合での寄付を積極的にお願いし¥207,000(予算差+¥27,000)。

・関大からの艇修理費¥200,000を収入として組み入れることができた。

(中江幹事) 今後の会計報告は10月の紅橈会総会に間に合う様に2カ月前倒しで取り組んでほしい。

2013年度ボート部活動予算及び紅橈会追加支援検討の提案(広瀬副幹事長/奥田幹事)

活動予算

   収入:610万円(=部費295万円+紅橈会255万円+学友会援助金他60万円)

紅橈会255万円=一般援助金165+外部コーチ費50+練習用具費30+その他10万円

   支出:682万円(=試合費321+練習用具費80+艇修理費30+外部コーチ費50+新勧費42+

行事費22万+管理費39+その他98万円)

   収支差     :△72万円

   前年繰越金  :6万円

   収支差額計  :△66万円

*収支差額計の△66万円については紅橈会からの追加支援を検討お願いしたい。

追加支援提案内訳

女子オール          : 33万円(スカルオール\68,250x4セット他)

艇修理費           :15万円(3万円x5艇)  *新人育成用に使用可能のための修理費

新勧用エイト展示運搬費  :10万円          *福本監督御提案の学内新勧効果最大化狙い

ベッド、パイプ椅子追加   :8万円           *部員増によるもの。

合計                  :66万円

(富樫会長/中江幹事)

マイナス予算は紅橈会としては原則承認できない。 但し、女子オール代33万円及び新勧エイト展示用運搬費10万円は過去経緯より追加支援了承する。

残23万円については、収支0になるよう練り直し必要。次回幹事会で改めて報告してほしい。その上で残分の対応について改めて協議する。

⇒的場主務が部員アルバイトによる収入増を入れ込み、マイナス予算を補正後、メールで幹事会関連幹部に

修正予算案を報告予定。

安全取組み状況(水江幹事)

   男子の泳力チェックは済み。21名50メートルの泳力は確認できた。女子は本日実施。

   冬の沈復帰は体力消耗するためしない方がよい。マニュアルとしてまとめて徹底する。

   大川水域安全委員会は、ボート協会酒井理事、大阪歯科大、市大(福本監督、広瀬現役指導部長、水江コーチ、現役代表)、ドラゴンボートで開催。欠席の桜の宮高校、追手門、近大、阪大医とは1月19日(土)13時―改めて開催に向けて調整中(奥田幹事)。

初漕ぎについて(的場主務)

   1月12日(土)10時スタート(あいさつ、初詣、初漕ぎ、懇親会)予定。

   スケジュール、担当を幹事会と共有する(受付、お年玉、保護者対応などは幹事会での対応お願したい)。

   メール発信など告知を十分できるように(メールアドレス再確認して発信できるように)。

   加古川の勢いもあり、資金集めのためにも重要な位置づけの行事。資金力ありそうなOBOGを把握し案内発信する。

岡田コーチ(H22卒)紹介

   田中主将時の主務。新たにマネジメント担当のコーチとして指導陣に加わってもらう。

   森脇副会長とともにHPのサポートにも協力頂きたい。

 

 

 

就活支援について(広瀬副幹事長)

   現役がよりボートに打ち込めるよう支援を強化する必要あり。以下の3点の支援体制を敷く。

  1. ①エントリーシート指導            (主査:水江幹事)

  2. ②面談指導                   (主査:藤本幹事)

  3. ③企業ネットワーク部員就職支援網の確立(主査:奥田幹事)

   奥田幹事が①②のスケジュール案を作成、及び③の素案を作成

女子クルー状況について(藤原幹事)

   かなりハードにトレーニング積めている。その分ある意味よい意味で怪我も増えたが、今までになく良くやっている。関選はメダルを目指す。

ボート部活動支援体制強化について(福本監督)

   通常会費とは別に600万円(200万円Ⅹ3年)を目指した基金をつくりたい。

   具体的に何をしたいかの案を作成し2月頃に中江幹事長名でレターを発信する。

紅橈会役員担当リスト確認(広瀬副幹事長)

   紅橈会役員の担当を添付にて再確認。

   東京の井上幹事、山口幹事には紅橈会費会費収集強化のため「財務担当(東京支部)」をお願いしたい。

*巽東京支部長よりご確認お願い頂く。

次回幹事会

   第3回   2月16日(土)14:00-16:00

    

======次回幹事会での確認事項(幹事会での討議事項以外も含む)=====

 

1回幹事会ペンディング事項進捗

<方針関連課題>

   13年度ボート部活動予算作成進捗状況確認(奥田幹事)

⇒ 概要了承済みも修正版の幹事間メール共有要(奥田幹事、的場主務)(12月31日)

<環境整備課題>

   大川安全委員会(11月24日)(水江幹事)

⇒ 済み。1月19日に大川他ボート部との安全会議開催予定(奥田幹事、水江幹事)

   艇、オールの不具合、対応状況確認(上野幹事,藤原幹事) ⇒ エルゴ、女子オール等手配済み

   年代幹事会(11月24日)のコールセンター(紅橈会費回収活動)状況確認(水江幹事) ⇒ 済み

   新勧エイト展示進捗確認(不可の場合の代替策=特大ポスター等可能性進捗確認)(梅園幹事、吉田幹事)

⇒ 予算10万円了承済も、エイト展示可否確認の上、NGの場合の代替案検討(梅園幹事)(次回幹事会)

   初漕ぎ案内、準備状況確認(奥田幹事)

⇒ 案内状送付(的場主務)、送付状況確認(奥田幹事)(12月31日)

   女子部屋拡張による2段ベッド導入と女子部屋エアコン導入進捗状況確認(奥田幹事)(次回幹事会)

⇒ 女子部屋エアコン設置許可取得と学校予算取得(中瀬部長)

   健康診断スケジュール化と実施状況確認(奥田幹事) ⇒ 平野選手と確認(奥田幹事)

<選手強化課題>

   相良アドバイザーの年間指導スケジュールのご了承状況確認(富樫会長)

⇒ ボート部予算に50万円入込みで承認済。超過費用が出る場合、紅橈会負担(富樫会長)(次回幹事会)

 

2回幹事会ペンディング事項進捗

<方針関連課題>

13年度活動予算の収支マイナス解消に向けた検討実施 (奥田幹事、的場主務)⇒次回幹事会

<環境整備課題>

就活支援のための①エントリーシート指導、②面談指導のスケジュール作成、③企業ネットワーク部員就職支援網の素案作成(奥田幹事) ⇒ 1月6日

冬季練習沈時対応マニュアル(体力消耗回避のため沈復帰しない)作成(水江幹事、久保田AKTIチーフ)⇒ 12月31日まで素案完成

ボート部活動支援体制強化(600万円基金)推進の進捗状況確認(福本副会長、中江幹事長)

⇒次回幹事会確認

紅橈会役員担当(東京支部)最終確認(巽東京支部長) ⇒次回幹事会確認

初漕ぎ案内のA級OBOGへの告知徹底(奥田幹事、的場主務)⇒12月31日まで

 

 

以上




紅橈会長就任にあたって         

                                 富樫宏次

 10月の総会におきまして、小田会長、大仁副会長からバトンタッチを受け、福本副会長、神門幹事長を中心に紅橈会活動を担うことになりました。

 近年のボート部活動の現状は、3年前のフォアでのインカレ決勝進出や、翌年の朝日レガッタ優勝など期待の持てる場面もありましたが、全体としては残念ながら 会員諸氏の熱い期待に十分応えられない状況が続いております。

 昨年の対抗エイトの戦績を見ても、神戸大定期戦敗退、関西選手権10艇出漕中7位、インカレ21艇出漕中16位と満足のいく結果が得られておりません。

 このような現状を打破する方策として、大仁氏の御尽力により日本ボート協会から 特別強化コーチの協力をいただくことができましたので、福本副会長を委員長とする強化委員会を立ち上げ 現役諸君の漕力アップにつなげていきたいと考えております。

 当面の目標としては、神戸大学と対等に戦える漕力の向上を図り、将来的には一橋大対抗エイトの参加を得て、実質的な三商大戦を実現し対抗エイトでの優勝を目指したいと思います。

 現役諸君が充実した学生生活、ボート部活動ができるよう 会員の皆様には 今後とも物心両面の御支援を賜りますよう切にお願い申し上げます。




強化委員会方針

 強化委員長:福本淳二(紅橈会副会長)

 新しいシーズンがいよいよ始まりました。昨シーズンの我が市大ボート部は残念ながら不本意な戦績に終わり、紅橈会会員皆様の期待に応えることができませんでした。

今期からは新しい体制となり、ここ数年続く戦績不振の状況を打破すべく、現役、指導陣、OB.OGが一体となり原点に立って総括をし、激論の末、一定の方向性を見出すことになりました。

 

 諸々の課題がある中でもっとも基本的でしかも重要な要件である体力強化と技術面での向上に最大のエネルギーを集中することによって飛躍的に実力の向上が期待できることを確認しました。


そこで、紅橈会4名、指導陣4名と現役主将の合計9名で構成する「強化委員会」なるものを現役、指導陣、OB.OGの総結集で立ち上げ課題、目標の共有&スピード重視で解決策の立案と実行を図ることになりました。

 

2年を目途に男子エイトで関西選手権優勝を目指したいと思います。

幸いにしてS氏というボート界で大変ハイレベルの方の指導、助言を受けることができることになり、大きな成果が期待できると考えています。


※ 主な実施項目は下記の通りです。

1)高い目標への挑戦を実現するための練習計画。

2)体力向上メニューの充実。(体力測定と弱点の補強で冬季練習の充実を図る)。

3)技術向上対策。(乗艇練習の質と量の両面強化)。

特にS氏と指導陣の連携による現役への指導機会の設定。

4)全日本レベルのロ―イング技術の研修。


 上記のことをきちんと実行すれば必ずや目標達成の実現性は極めて高いと確信しています。会員の皆様の絶大なるご支援をお願いいたします。

 現役、指導陣、OB.OGが一体になることがこの成功の鍵を握っており、まさに総力戦です。紅橈会会員全員が当事者意識をもって参画していただけると期待しています。

以上




      紅橈会 東京支部長を引き受けるにあたり   2011年11月18日

巽 良二

この10月紅橈会総会にて、今氏先輩から東京支部長をお引き受けすることとなりました。

昭和45年卒の巽 良二です。

学校を卒業して42年、今も、年に一度戸田で社内レガッタに出漕、ボートとの関わりを持っています。会社人生以外に、学生時代、ボートを漕いでいましたぐらいしか無い、自分にとって、ボートは、生涯の友を得たことも含め、無くてはならないもので、そんな気持ちから、声を掛けられた折り、何かお役に立てればとの思いで、この大役を(軽く)引き受けてしまいました。

ボートの世界も、現在の社会状況と同じく、伝統、根性、過去のパターンをなぞるだけで、勝ち進められるような甘い世界ではなくなっています。社会がスポーツを見る目も、学生気質も、OB気質も私の時代とは大きく変わってきています。

ボート界も、勝つためには、他のスポーツと同様、現役と監督コーチとOBが一体となって始めて、スタートラインとなる状況が当たり前になってきているようです。

そんな環境と体制が作れるか?

要するに、勝つためのマネージメント力の優劣が、勝敗に大きく左右すると言うことでしょうか。

我々が、贔屓の関取やプロ野球のチームに、強くても弱くても常に応援するのが本当のフアンで有ると同じく、母校のボート部が強くても弱くても、関心を持ち、応援する気持ちが、大切で、応援隊である紅橈会が、出来る人は出来るだけ、出来ない人でもそれなりに、いろいろな形で現役ボート部を応援する雰囲気の会でありたいと思っております。

東京支部に関しては、一年生OB/OGから大先輩までOB/OG各自が、「桜宮で同じ釜の飯を食いオールを引いた」を切り口にして集まり、ボートの話だけでなく、社会での組織の枠や柵から離れ、世代を越え、何でも話が出来、情報交換がされる、そんな会になることを目指したいと思っております。

会員の親睦が進み、現役への応援がこれまで以上に篤くなるように、微力ながら、役目を果たしていきたいと思っております。そして、先輩から綿綿と引き継がれてきた紅橈会の火を次の若い人に、バトンタッチ出来ればと思っております。

従い、そのためにも1年生OB/OGから大先輩の会員諸兄皆様のご支援とご協力を切にお願いいたします。

以上


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紅橈会定例会通信


平成23年 第2号

平成23年11月30日発行


 秋もだんだん深まって冬の兆しが表れて来ておりますが、会員各位におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申しあげます。

 日頃は現役支援並びに紅橈会の運営に多大のご協力を賜り厚く御礼申し上げます。


 さて、紅橈会は10月22日(土)に第17回定時総会を終え、新体制となりました。

小田会長(S38年卒)、大仁副会長(S40年卒)が任期を全うされた後、新会長に富樫宏次氏(S44年卒)、新副会長兼強化委員長に福本淳二氏(S44年卒)、同じく新副会長兼東京支部長に巽良二氏(S45年卒)が選出されました。


昨年度は春先の「琵琶湖チャリティレガッタ」で期待をもたせましたが、その後、神戸戦、関西選手権、全日本大学選手権は振るわず残念な結果に終わりました。


 その戦績を踏まえ指導陣、紅橈会幹部、現役の三者で原因や対策について徹底的に議論しました。その結果 三者からなる「強化委員会」を立ち上げ、外部より招いた特別強化コーチの指導を受け、抜本的な改革を実行する事といたしました。すでに、11月13日(日)には第1回強化委員会を開催し、加古川レガッタ以降の冬季練習から来シーズンへ向けての強化方針が出されております。


 このように現役を指導する体制は昨年に比べ、大幅に強化されましたが、その体制をさらに強化、発展させるには潤沢な強化資金が欠かせません。

 しかしながら定時総会に提出された決算報告で見ますと、昨年度の収入は予算470万円に対し実収入は345万6千円にとどまっています。また基金も224万円に減っています。

 

 今年度は収入予算(310万円)を計上していますが、これにより選手の強化に使える予算は従前に比べ大幅に悪化しており、紅橈会の役割をはたして行くためには会費の大幅な納入が望まれます。会員各位の協力をあらためてお願い申し上げます。

 なお、今回は強化委員会発足に伴い、強化委員長の福本副会長より強化委員長としての決意と方針を述べていただいておりますので是非ともお読みください。


 それでは定時総会の議事次第、議案および強化委員会議事録を添付いたします。

紅橈会定時総会、議事次第

第1号議案 平成23年度 活動報告

第2号議案 平成23年度 収支報告および監査報告

第3号議案 平成24年度 活動計画案

第4号議案 平成24年度 収支予算案

第5号議案 役員の選任

第6号議案 監督等の委嘱

第7号議案 その他


※10月22日(土)紅橈会定時総会に出席された方々(敬称略)

河﨑(S29)、小野(S32)、横田(S35)、小田(S38)、木村(S39)、大仁(S40)、

喜多(S41),斎藤(S41)、富樫(S44)、福本(S44)、神門(S44)、髙野(S44)、

吉田(S45)、菅沼(S45)、辻 (S46)、上野(S48),権野(S49),酒井(S56)、

広瀬(S59),奥田(S61)、深山(S61)、藤本(S61)、藤原(H17)、高畑(H19)

なお、中瀬部長(S62)は最初からご出席いただきました。また 岡田先輩(S28)、

水江コーチ(S61)は懇親会に参加されました。

強化委員会方針

 強化委員長:福本淳二(紅橈会副会長、S44年卒)


 新しいシーズンがいよいよ始まりました。昨シーズンの我が市大ボート部は残念ながら不本意な戦績に終わり、紅橈会会員皆様の期待に応えることができませんでした。

今期からは新しい体制となり、ここ数年続く戦績不振の状況を打破すべく、現役、指導陣、OB.OGが一体となり原点に立って総括をし、激論の末、一定の方向性を見出すことになりました。

 

 諸々の課題がある中でもっとも基本的でしかも重要な要件である体力強化と技術面での向上に最大のエネルギーを集中することによって飛躍的に実力の向上が期待できることを確認しました。


そこで、紅橈会4名、指導陣4名と現役主将の合計9名で構成する「強化委員会」なるものを現役、指導陣、OB.OGの総結集で立ち上げ課題、目標の共有&スピード重視で解決策の立案と実行を図ることになりました。

 

2年を目途に男子エイトで関西選手権優勝を目指したいと思います。

幸いにしてS氏というボート界で大変ハイレベルの方の指導、助言を受けることができることになり、大きな成果が期待できると考えています。


※ 主な実施項目は下記の通りです。

1)高い目標への挑戦を実現するための練習計画。

2)体力向上メニューの充実。(体力測定と弱点の補強で冬季練習の充実を図る)。

3)技術向上対策。(乗艇練習の質と量の両面強化)。

特にS氏と指導陣の連携による現役への指導機会の設定。

4)全日本レベルのロ―イング技術の研修。


 上記のことをきちんと実行すれば必ずや目標達成の実現性は極めて高いと確信しています。会員の皆様の絶大なるご支援をお願いいたします。

 現役、指導陣、OB.OGが一体になることがこの成功の鍵を握っており、まさに総力戦です。紅橈会会員全員が当事者意識をもって参画していただけると期待しています。



 以上


紅橈会会長の退任にあたって

紅橈会前会長:小田一紀(昭和38年卒)

平成19年10月に開催された第13回紅橈会定時総会で山田隆志先輩から紅橈会会長を引き継ぎ、1期2年の任期を2期務め、この10月の第17回定時総会で退任し、富樫宏次氏に会長のバトンを渡しました。

平成17年10月に私どもの達ての願いで会長に就任いただいた山田先輩がボート部の再建のために取り組まれた最重要課題の一つが、現役、指導陣、紅橈会三者の信頼関係の再構築で、もう一つがボート部を強くするための艇速アップ基金の設立と強化委員会の設置でした。

私が会長に就任して最初の1年目は、監督に就任した大仁 洋氏の現役の心を捉えた熱い指導が功を奏し、対校フォアがインカレ決勝進出、早稲田を抑えての堂々の4位入賞を果たしました。ただ、このとき予想もしなかったドーピング問題に遭遇し、このことがOB組織も含めてわが市大ボート部が如何にボート界の最新情報を等閑にしてきたかを知る機会にもなり、その後のOB組織のあり方、現役指導のあり方を考える上で大きな教訓となりました。

2年目に新進気鋭の広瀬伸一監督を迎え、心新たにボート部再建に取り組みました。平成20年10月以来の3年間、広瀬監督が構想したボート部再建計画は企業再建計画を髣髴とさせるものがあり、それは見事なものでした。「マトリックス指導体制」の構築、「指導陣スタッフ」の編成、そして現役・指導陣・紅橈会の三者を強い絆で結ぶ「市大ボート部グループ」の構築などによってボート部組織を根本的に立て直す構想でした。

この構想の実践過程で、平成21年5月に朝日レガッタの対校フォアの優勝、さらに、監督就任2年目に当たる同年10月以降、対校フォア主義から対校エイト主義への戦略転換、そして昨年の平成22年6月、8年ぶりではありましたが対神戸戦に悲願の勝利を実現しました。しかし、広瀬監督が昨年3月上海に赴任し、6月に広瀬総監督・奥田監督体制に移行して1年も経たぬ内に今度は奥田監督が宮崎に転勤し、不幸にも2人の指導者が遠隔地からの指導という事態に陥ってしまいました。今期は、現役の頑張りにもかかわらず、対神戸戦、関戦、インカレなど軒並み不振な成績に終わってしまい、現役や指導者に対する風当たりは相当強くなり、紅橈会幹部も大きな衝撃を受けました。

この原因はどこにあるのか、インカレ終了後、紅橈会幹部は何回も会合をもち真剣に検討しました。ボート部が今以上に競漕力をつけ常勝集団として成長するには、何よりも学生自身が今の非力さを自覚し、「伝統ある市大ボート部がこんなことではあかんのや」、「神戸大ごときに負けてたまるか」、「関戦で絶対優勝したるぞ」、「目指すはインカレ決勝進出や」、「そのためにこのハードトレーニングを乗り越えなあかんのや」といった強い意識をもつ必要があります。

その上で、漕艇技術と体力の向上に向けた格段の努力が求められます。広瀬総監督が構想した常勝集団になるためには、現場での漕艇技術と体力の向上を抜本的に指導する体制がぜひとも必要になります。この指導体制を強化するため、紅橈会幹部と広瀬総監督、奥田監督らの指導陣との真剣な協議を行い、今秋の定時総会前に「強化委員会」を設けることを決定しました。考えてみれば、これは嘗て同期の中藤久郎氏が委員長を務めた「強化委員会」と同じ目的をもった、同じ名称の委員会に他なりません。これが私の最後の仕事でした。

今後は、紅橈会の富樫宏次新会長の下で、広瀬総監督、奥田監督の指導体制をこの「強化委員会」が強力に補佐し、ボート部の常勝集団づくりが進められることを大いに期待したいと思います。

終わりに、力不足の私を色々な場面で支えてくださった市大ボート部関係者の皆様に衷心より感謝を申し上げます。




退任のご挨拶    

       今氏誠夫(S41年卒)


この度、四年間務めさせていただきました紅橈会副会長・東京支部長を退任し、巽良二氏(昭和45年卒)にバトンを引き継ぐ事になりました。

在任中は、前小田会長、大仁副会長はじめ幹事の皆様、会員の皆様にいろいろご指導、御協力を賜り厚く御礼申し上げます。

また、関東在住でボート部の長期低迷を見兼ね立ち上がっていただいた山田隆志元会長、中藤久郎前強化委員長、高田昌彦、田部俊夫両先輩には、この間いろいろ相談にのっていただきましたこと改めまして感謝申し上げます。

皆様の衰えを知らぬボートへの情熱、ボート部への熱い思いに常に感銘を受けますとともに、企業では経験できなかった貴重な経験も数多く体験させていただきました。

紅橈会東京支部の会員も年々増加し、会員相互の親睦と母校ボート部を支え、より機能できる組織として東京支部を確立することが課題となっています。今後も引き続き会員皆様のご支援をお願い申し上げます。

残念ながらボート部の戦績は未だ期待に沿えない結果に終わっていますが、現役、コーチングスタッフ、紅橈会三者間の相互理解、信頼関係は従前に比べ格段に良化しています。

本年10月からボート協会のSさんに強化委員会に入っていただき指導願うことになり、今シーズンこそ飛躍の第一歩と期待しています。一日も早く戸田コースで 紅地に白二本のストライプのオールが活躍できる日を心待ちにするとともに、今後もOBの一人としてボート部の幾ばくかのサポートが出来ればと思っています。


以上