紅橈会・語録
紅橈会・語録
一艇有りて一人無し
大先輩より一押し名言頂きました:
『一艇ありて一人なし』 これは日本ボート界で 古く戦前から語り伝えられる 名言で “この一言でボートのすべてを言い表していると思っています”との事でした。
この言葉の由来について以下を参照させて頂きました。
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この記事でも取り上げられている「一艇ありて一人なし」は「いっていありて、いちにんなし」と読みます。記事の通りボート競技の「究極の団体精神」を示す言葉として、関係者の間ではしばしば引き合いに出される言葉ですが、この由来を知る人は案外少ないのではないでしょうか・・・。
実はこの言葉は、悲しいボートの遭難事故から生まれたと言われています。昭和9年12月28日。遠漕に出発した旧制二高[現:東北大学]クルーが松島湾で消息不明となりました。必死の捜索の末、発見された艇には一人の姿もなく、この場景を描写したのが「一艇ありて一人なし」であったというものです。天候の急変に対応できずに10人を載せたクリンカーエイトは沈没し、クルーは冬の凍てつく海に体の自由を奪われました。後の捜索で発見されたクルーは、艇から離れてもなお漕ぎ続ける姿勢のままであったといいます。
悲しい物語から生まれたこの「一艇ありて一人なし」も時代の流れとともに、その解釈も変わり、「どんなに苦しくてもクルーの一員として一糸乱れぬユニフォミティを求められるチームボートの精神」を例える言葉として日本のオアズパーソンの間で使われるようになったのでしょう。
この話は、大学入学当時に新人トレーナーの方から聞いた話です。真偽のほどはともかくとして、こうした由来を思い出すに付け、様々な視点からローイングの本質について考えさせられる言葉です。
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2012年10月28日日曜日
Eliquatuero dip numsan vent lam, conum facillum init lut doloreet ullam etuero od tet adit, comm od tatummy feug tiam velit praese exer aute enit alit, veliqua modit dolorer commod niam onul laore.